設定したショートカットキーで最前面のコンテキストに対応した working directory のターミナルを開きます。
同種のソフトはいくつかありますが、普通は Finder で選択されている場所に cd したターミナルを開くだけです。Finder ではなく、前面のアプリケーションの状態にあった場所に cd したターミナルを開きます。
- 最前面のアプリケーションが Finder である場合、Finder で選択されている場所を working directory としたターミナルを開きます。
- 最前面に何らかのファイルを開いているアプリケーションがある場合、そのファイルがある場所を working directory としたファイルを開きます。
特に、すでに同じ場所を開いているターミナルをが存在すれば、新しいターミナルを開くことなく、そのターミナルを前面に持ってくることができるのは、このソフトだけ。無駄にウインドウが増えるのを防ぎます。この機能を使うには、また、シェルの設定ファイル ~/.bashrc もしくは ~/.zshrc の設定が必要です。
変更点:
- macOS 10.12 以降では、エージェントアプリケーション起動時に自身が active になり、前面のファイルパスが取得できなくりました。そこで、ショートカットキーを用いてターミナルを開く仕様に変更しました。起動動作では、新たに追加した設定ウインドウが開きます。
- 設定ウインドウを追加しました。
- ショートカットキーを設定できるようにした。
- 設定ウインドウからログイン項目に追加できるようにしました。
- Notarization に対応。
- cwd-tty.sh を zsh に対応させた。
- Sparkle フレームワークを Version 1.22.0 更新。
- サービスメニュー「ターミナルで開く」を削除。
- macOS 10.12 以降で、サービスメニューを起動すると、自身が active に前面のファイルパスを取得できなくなり、期待どうりの動作をしなくなった。
- OS X 10.10 が必要です。